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ARX

ネットワークベースのファイル仮想化を透過的に実現し、ストレージ導入コストや管理負担を削減できるファイルストレージ仮想化製品

仮想版ARX(ARX Virtual Edition)

ARXのファイル仮想化のソリューションを物理アプライアンスではなくソフトウェアの仮想アプライアンスとして提供することで、汎用のサーバに導入できます。
仮想化および集約されるファイルサーバおよびブランチオフィスのファイルストレージ環境など、物理アプライアンスではコストの見合わないファイルストレージ環境においてコストメリットをもたらすとともに、導入における多くの柔軟性を提供します。

ARX Virtual Editionは、3つの製品提供形態があります。

  • トライアル版
    ARXVE(機能制限付き)を自由にダウンロードでき、45日間利用できます。商用環境での利用は制限されてます。
  • 製品版
    商用環境での利用を目的とした仮想アプライアンス製品です。
  • OEM版
    ARXの機能をパートナー様のサーバとパッケージにして提供されます。

ファイルデータの移行、ストレージの拡張に手間をかけずにノンストップで実現

ネットワーク上でストレージを仮想化することでファイルを物理的なストレージの制約から解放し、ストレージのスケーラビリティを向上します。複数のストレージデバイスをまとめたティア単位でストレージエリアを管理でき、データの移行やストレージエリアの拡大を容易にします。

  • ベンダー、機種を問わないストレージ構成
    ストレージベンダー固有の通信機能に依存せず、CIFSまたはNFSで通信するため、異機種混在(ヘテロジーニアス)環境におけるストレージの一元管理を実現。
  • ストレージ増設時にアプリケーション停止は不要
    ストレージのメンテナンスやファイルデータの移行時であっても、サービスを止められないお客様に朗報です。ARXは、ファイルデータの移行に必要なさまざまなプロセスを自動化し、スケジュールで実行します。
    面倒な作業なしに、利用できるストレージをシームレスに拡張でき、ユーザの作業やビューに影響を与えずに、日中に実行可能。
  • ストレージ管理負荷の軽減
    人事異動や組織変更のたびに、各ユーザが利用するファイルサーバの設定を変更する必要はもうありません。
    ARXの設定画面で、ユーザが参照するパスとストレージプールとの関連付けを更新するだけで、参照するファイルサーバを変更できます。

データの保存先を自動的に管理、ストレージコストを削減

重要なファイルが含まれるからといって、ストレージ全体を高性能なストレージデバイスで構成するのは効率的ではありません。
重要度および利用頻度も高いファイルのみを高性能なストレージデバイスに保存できれば、ストレージインフラへの投資が効率化します。
業務上重要なファイルやアクセス頻度の高いファイルは、信頼性の高い、高価なファイバーチャネルディスクのティアに保管し、重要度の低いファイルや一定期間アクセスされなかったファイルは、安価な SATAディスクに自動保管するなど、膨大なストレージを必要とする環境では、TCOの削減に大きく貢献します。

  • 利用頻度や重要度により、最適な保存先を自動選択
    ファイルの利用頻度や種類、サイズなどの任意の項目に基づき、ファイルの重要度を判断し、自動的に最適なティアに保存します。保存後も、条件に当てはまらなくなったファイルは自動的に最適なティアに移動し、利用頻度や重要度が変更すると上位ティアに戻します。重要度に応じて保存先を自動的に分ければ、重要度の高いファイルを保存するストレージには信頼性の高い製品を、重要度の低いファイルを保存するストレージには低コストで大容量の製品を選択できます。
  • バックアップの効率化にも効果的
    更新されて間もない新しいファイルを特定のティアに保存するよう設定すれば、更新されたファイルのみを1カ所に集めることができます。そのティアのみを定期的にバックアップし続けることで、手間をかけずに適切な差分バックアップを自動的に作成します。

ロードバランシングでパフォーマンスを向上

ARXのロードバランシング機能により、ひとつのファイルサーバに使用率が集中しないようファイルの書き込みを分散させ、ファイルサーバの使用率を均一化し、偏りをなくします。他のストレージは空いているのに、特定のアプリケーションのストレージを拡張してしまう、といった無駄を防ぎます。また、各ストレージのスループットを集約することで、アプリケーションのパフォーマンスも向上します。 (*図1)

バックアップの自動化と効率化を実現

シャドーレプリケーション機能を使えば、回線コストや管理負荷を抑えてディザスタ・リカバリサイトを構築できます。差分ファイルだけをバックアップできるので、経由するWAN回線帯域とバックアップ時間を最小限に抑えます。バックアップサイトはリードオンリーのストレージとして扱われ、ファイルを適切に保護します。 拠点などに分散されたファイルサーバのバックアップを本社データセンターに集約して実行し、分散環境の管理負荷とコストを低減します。 (*図2)

ネットワーク製品としての高度な管理性能、対障害性を確保

ユーザがアクセスするファイルサーバにもオンライン・アプリケーションが利用するデータストレージにも、高い可用性と管理性が求められます。
ARXはインバンド方式の採用により、既存環境への導入が容易です。
スイッチベースのアプライアンスとして、ハードウェアによる高速なトラフィック処理がデータパスと分離されるため、パフォーマンスへのインパクトはありません。ネットワーク機器としての基本性能にも配慮し、クラスタ構成への対応や GUI管理画面を提供します。

  • 万一の障害発生時にもストレージの継続利用を実現
    ARXをクラスタ構成で運用することで、万一の障害時にもファイルストレージを停止させない、継続利用を提供します。障害時には、クラスタ内の別のARXにプロセスがフェイルオーバーされ、ファイルシステムの整合性を確保します。
  • SNMPに対応し、遠隔地からの管理・監視が可能
    SNMPにも対応し、市販のネットワーク管理ツールによる統合管理、監視が可能です。ログやレポート機能も充実し、日常の運用からストレージ利用傾向の分析まで活用できます。
  • 設定変更、利用状況チェックに活躍するGUIを用意
    ARXには、Webブラウザを利用して管理できるGUI管理画面が内蔵されています。ウィザード形式の設定画面も用意されているので、複雑なポリシーも容易に設定できます。またGUI管理画面ではストレージの利用状況も確認できます。導入時の設定から運用開始後の管理者への情報提供にまで、幅広く活用できる管理画面です。

オープンなファイルサービスAPI - F5 iControl

iControlファイルサービスAPIにより、ソフトウェアベンダーやお客様は、ARXのファイル仮想化機能の統合によって、既存のデータ管理ソリューションを強化するとともに、新しいアプリケーションを開発できます。APIを通じてARXのリアルタイムな変更通知機能を利用でき、検索インデックス、バックアップ、監査およびクォータ管理のツールをはじめとするさまざまなサードパーティ製アプリケーションの拡張性、即応性、効率性を向上できます。

このAPIには、幅広い組織に対して、容易かつ合理的に導入できるよう、.NET、Java、Pythonといった開発言語をサポートしています。各組織の知識を有効活用するために、世界中で7万人を超えるIT専門家が集うオンライン技術コミュニティであるF5のDevCentralを通じて、豊富な文書や開発者向け資料を提供していきます。

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